(ワイドでないと、意図する雰囲気になりませんでした。
この事は、僕が昔ワイドでミュージックビデオを
作っていた事にも起因しています。)それで、
・ワイドの写真を提供したい
というのがはじめにありました。
そして、
・メディアは写真も含めて全部、
電子出版にしてしまえばいい
という思いもありました。
そういう思いゆえに、I'm EasyManでは、音楽、写真、
映像、論文、ブログを、各種サービスを用いて
統合しています。今のところ全て無料なので
ぜひ視聴してみてください。ダウンロードも可能です。
では、写真の出版先はどこにしたらいいのかという
事になります。
既存の印刷物ベースでは、写真集を出すのに大変な
費用がかかります。また、いちいち紙の写真集を
引っ張り出してページをめくるというのは、デジタル写真に
なれている僕にとっては「ありえない」事でした。
ポストカードにして売らせてくれませんか、という
お申し出があった事もありますが、そういった
理由でお断りしたほどの徹底ぶりです。
そして、
・きれいなワイドのノートパソコン向けに
写真を提供したい
と思うようになります。
これは相当な思い入れっぷりで、なぜそこまで、
ノートPCにデスクトップピクチャをそこまでして
提供したいのか(貴重な若い時間を数年削ってまで)。
これは、今でも自分でもよくわからない点です。
不思議です。とりつかれたかのように没頭していました。
これは、2004年くらいから思っていました。
しかし、今ひとつ「これっ!」というノートPCが
なかなか登場せず、そのまま待って時が過ぎる日々でした。
・そのノートPCは極限までシンプルなデザインで
なくてはならない
と思っていたからです。
そして、2006年に登場した初代MacBookは、この
条件を満たす初めてのノートPCでした。
そしてMacBook Desktop Picturesが生まれました。
(後に現在の名称に改名しました)
16:10 (8:5)という縦横比は、切手や各種用紙などにも
使われる黄金比であり、見る人に安心感を与えるといいます。
これは適度にワイドで、ワイドすぎない理想の縦横比だと
直感しました。ゆえに、僕はこの縦横比に賭けて
制作を続けたのです。(マイノリティで何が悪い!)
デジタルベースだから、iPhotoを使って
写真を瞬時に入れ替える事もできますし、
満足な画質と解像度で見ていただくことができる、
現状で唯一の選択肢であると思いました。
強いて言えばちょっと価格がネックでしたが、
現在では、より高画質で閲覧でき、さらに10万円を
切ったので良かったです。
最初は、クレームや誹謗中傷などがあるのではないか
と相当おびえていたのですが、お陰様でそういった事は
無く、いろいろな所から支援を受けてここまで来ました。
ちょこちょこと改良を重ねて、気がつけば3年です。
正直、いろいろな人に使われているという事は
あまり実感がわかない(使っている人を見た事が無いから)
のですが、ありがたいと思っています。
一つ、学んだ事があるとすれば、
それを制作する時間等によって将来、キャリアが台無しになる
可能性があったとしても、「これは絶対にいいものだ」という
絶対的確信が、なぜか胸の中にあるならばやり抜けという事です。
もしも失敗していたら、僕は今頃、人生の重要な若い時期を
棒に振る結果になっていたでしょう。でも、
「これは絶対に良い」という不思議な確信があったのです。
そこまで人生を賭ける事ができたのは、やはり
根本的にMacBookファミリーが好きだからだったのでしょうね。
好きと言うよりも…まるで僕のために作ってくれたかの
ようなコンピュータ、という印象を覚えます。
僕の専門分野は、今の所、音楽と写真と映像(あと少し文章)
であって、Macはその全てをサポートしてくれるのですから。
これからもよろしく、MacBookファミリー。
まともなコンピュータへの愛。被写体への愛。
同じApple Userへの愛。
写真ににじみ出ている、個人的な愛の物語。
愛の重要性というものを、
僕はMacBook DPを通じて学べた気がします。
「道具」とはそもそも仏教用語で、
「道をきわめるための法具」を意味します。
そういう意味では、Macは非常に、良い意味で
「道具」なのではないか。そう思う今日この頃です。




