2008年12月26日

MacBook DPの歴史

(2008年12月26日現在)

ここでは、まだ始まっていないMacBook DP 3rd Seasonについて説明します。現在は撮影活動を停止中で、MacBook DP Extraというコーナーでまれに更新しています。

その前に、皆様のご愛顧とご協力のおかげで、2才3ヶ月を迎える事ができた当サイトの歴史を、ちょっとした裏話を交えながら簡単に振り返ってみたいと思います。

・どこのサイトだったかは残念ながら失念したが、どこかの個人ホームページの花の写真になぜか並大抵ではない衝撃を受け、デザイン学科卒にも関わらずあまり絵を描くタイプでは無かった事もあいまって、ほとんど衝動的に、当時のフラッグシップモデルCyber-shot F717を貯金をはたいて購入。05年の秋くらいだったと思うわれる。最初期の写真は、時期と場所が北陸の冬だった事もあり、特に悲しい感じのする写真だった。MacBook DPに収録されているのでは、濡れているキキョウの写真である。ちなみに、この頃からフルマニュアル操作をしていた。なぜなら、最初に衝撃を受けた花の写真が、明らかにフルマニュアルで撮影されたものだったからだ。また、eAT'05を同カメラで撮影、ミュージックビデオ化したものが受賞した事も相まって、カメラへののめり込みが加速して行った。また、その映像作品はKANAZAWA 21st CENTURY MUSEUM TRIBUTE MVというタイトルだったのだが、MVとはMusic Videoの略である。この略称の考え方で、後にMacBook DP(Desktop Pictures)というネーミングを考えた。ちなみに、なぜソニーのカメラを選んだかといえば、当時映像プロダクションで編集マンだった事から、カメラといえばソニーだろうというくらいの知識しか無かったためである。

・そんな頃(写真を初めてまもなく)、うろ覚えだが、確か2005年の冬くらいに、Esquire Digital Photograph Award事務局より、fotologue.jpに招待される。その時に送付した5枚の組写真の最後が、前述したキキョウの写真だった。(その説明文では、キキョウの雨粒を「涙」と表現した。)フルFLASHで見栄えの良いフォトログという事で写真へのやる気を刺激され、さらに写真にのめり込んでいった。思えば写真を初めてからあっという間の事だった。

・アルバイトをしながら、富山県中央植物園を中心に写真を撮りためる日々が続いた。撮った写真はもっぱらfotologue.jpの「ComeFairy」に載せていた。幸運にも、Mixiや当時のfotologue.jpでもたびたび好評を得て、リニューアル初期のfotologueで3位ランクインも果たした。この3位ランクイン写真は、MacBook DPでも特に好評を頂いている。青空に風力発電の風車の写真だ。特に、なぜか女性に評判が良かった。なぜかと言えば、他界した彼女の事を想って撮影していた傾向があったからであろう。そのせいか、同じく彼女に他界された難病の方から、MacBook DPの写真に詩をつけて自分のブログにのせたいという要望を受け、これを快諾。うろ覚えだが、カメラとMac購入のサポートも行ったはず。この頃に撮りためた写真は、最初から知名度の低い自然風景所ばかりで人は一切撮らなかった。写真のコンセプトとしては、やはり潔癖な傾向があると思う。この潔癖さが、おそらくMacに合う要因として一番大きいのだろうと思う。この頃から厳選する傾向はあったのだが、この頃にComeFairyは確か200枚程度になっていたはず。

・そして、初代のMacBookが発売された。fotologue.jpの写真をさらに厳選して50枚にし、MacBook向けに無償提供する事を電撃的に思いつく。なぜだか自分でもよくわからないが、きれいなデザインのノートブックに写真壁紙を提供するという事に、並々ならぬこだわりがあった。当サイト開設当時、サイト名はまだMacBook Desktop Picturesだった。この頃、MacBook系ブログ.Mb様にご紹介頂き、ブログHouse Dust様にもご紹介頂いた。Yahoo! カテゴリに入ったのもこの頃。また、富山県中央植物園に講演で来ていた博物館のキノコと菌の博士と知り合う。そして、氏のブログD' s Basement supplementと相互リンク。その後、Apple Storeアフィリエイトなるものがある事を知り、提携。この後は、枚数を増やすために必死で撮影していた。ページビューは最盛期を迎え、100以上の大学などのアクセスを記録。また、当時のサイトデザインは、fotologue.jpを意識した薄いグレー基調のデザインで、アクセントカラーは黄金費比で算出したピンクだった。当時のクリスマスなどに、50万円相当の白MacBookなどを販売。この頃、MacBook DPの勢いがありすぎる事について、一種の恐怖のようなものを感じ始める。後にこれが怖くなり、MacBook DPを全削除するという暴挙に出てしまう。しかし、やはりユーザーにとっても自分にとっても、おそらくAppleにとっても、相互リンク先のサイトにとっても、あったほうが良いだろうという思いで、約一週間後サイトを復活させる。デザインはfotologueベースの薄いグレーではなくなり、普通に白になった。

・zipのダウンロードが好調。一時、こわがりながらニコニコ動画の自然カテゴリに、植物セレクションのスライドショーを投入するが、結果的には好評を得た。この頃に確か、1st Seasonが終了する。理由は、IT系に進学して撮影時間が無くなったからだった。とはいえ、富山市近郊の自然風景、建築などの穴場スポットは撮りきった感があった。この頃から、zipでDPを提供し始める。

・全枚数の展示場をPicasaに設定し、学校の合間をぬって撮影するという形で、短い間だったが2nd Seasonを開始。もはや難解な哲学めいたものになっていた自分の写真に終止符を打つための2nd Seasonだった。「寒くて悲しいキキョウ」の涙で始まった私の写真は、白い南米のパンパスグラスでいったん、幕を閉じた。その写真は、「天使の羽みたい」と評された。振り返ってみると、富山県中央植物園に始まり、富山県中央植物園で幕を閉じた事になる。この頃、富山県中央植物園でMacBook DPのいきさつを少ししゃべった所、相互リンクの運びとなり、富山県中央植物園HPでご紹介頂いた。この事も相まって、まさに、僕の中では確かにピリオドが打たれた感があった。ぼろい中古車を経済的事情で廃車にしたため、同園や、私の中での定番の撮影スポットへのアクセスが非常に悪くなった。一部をのぞいて、ほとんど車でしか行けない所ばかりだったのである。

・MacBook DPとComeFairyは、思い起こせば、自分流の写真へのこだわりと、きれいなノートブックを額縁とするというこだわりで、一種の哲学の旅のようなものだったが、それに一応のピリオドが打たれたので、厳しい学校である事も相まって、一時更新停止となった。しかしその後、連休にチューリップ四季彩館(チューリプは富山県の県花である)について行く機会があり、MacBook DP Extra(番外編)でクリスマス飾りを撮ったり、「天体ショー」と言われた木星と水星の月への接近を自宅で撮影するなどした。また、写真がきれいという理由などで、無償でカメラを別の方々から2台頂いてしまった。が、どちらもフィルムカメラでお金がかかったり、スキャンにもお金がかかるため、残念ながらほとんど使えていない。



と、振り返ると実はこんな感じだった(予想以上に長くなってしまった)。

そして、3rd Seasonは、富山、金沢や北陸等を基本的に除いた地域になるでしょう。なぜなら、私は卒業した後、東京か、もしくは都市圏に行く可能性が高いからです。今までは、富山という場所に良くも悪くも縛られていましたが、旅費も入ってくるでしょうから、比較的どこにでも撮影に行ける機会が増えます。新しい機材もおそらくは揃えられます。(よくも富山市近郊だけでここまで独自色を出してがんばったものだと思います…それも富山県中央植物園の存在が大きいのでしょう。同園のサブタイトルは「世界の緑、緑の世界」です)。

また、ここではまだ言えないのですが、3rd Seasonの被写体はあっと驚く場所になる可能性があります。意識的に、「お寺の鐘」から初めて「天使の羽」で締めた2nd Seasonによって、難解な1st Seasonを終わらせてすっきりした身としては、おそらく3rd Seasonは心理的な余裕を持って広い地域を撮影する事ができるでしょう。

惜しむらくは、最初は完全招待制で平均レベルの高かったfotologueが、後から、誰でも参加できるようになり、人が一気に増えて、かつての粒ぞろい的良さが無くなってしまったように思える事でしょうか。サイトデザインも、最初期のほうがシャープで格好良かった気がしています。

また、このようにMacBook DPという写真活動はすでに私の中でライフワーク的なものとなっているので、この先何年も息の長いサイトとして、休日を見つけてはぼちぼちと更新していくつもりです。個人的に誤算だったのは、皆さんに僕の非常に個人的な思いの詰まった写真が予想以上に皆様に好意的に受け入れられたという事でした。ミュージックビデオの世界では、「すごくパーソナルな所を突き詰めていくと、ある所から急にユニバーサルになる」という言葉があるようです。全国のMacBookなどのMacに、僕の写真が使われているというのは、実際に使っている人を見る機会が無いので正直あまり実感がわかないですが、幸せな事だと思います。しかし、私はどうも「自分の幸せにかたくなにフタをしてしまう傾向」があるようで、このアンハッピーなクセを直さなきゃいかんと思っております。

というわけで、これからもよろしくお願いします。

m(_ _)m < メリークリスマス、謹賀新年。

少し早いですが、あけましておめでとうございます。
MacBook DPビジター様、関係者様の皆様の2009年が
全て幸福でいっぱいでありますように。

現行の新型MacBookシリーズは、液晶が格段に良くなったほかに、nVIDIAのGPUを搭載した事で色再現が深みを増しており、デザインも秀逸なので、ぜひ新型でも鑑賞してみてください。より深く味わえること請け合いです。

※「全ての枚数を見る」のPicasaページで、なぜか最も人気の「青空に風力発電の風車の写真」が当方の手違いで含まれていなかった事がわかりました。現在は追加済みです。写真のナンバーは「01」となっています。


当記事公開後にWeb拍手を何件か頂いています。ありがとうございます。



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posted by 中村剛志(EasyMan) at 12:58| Extra (1920×1200 Pixel) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


1st Season 234枚 カタログ&zipファイル まとめて無料配布中

2nd Season zipファイル まとめて無料配布中(32.5MBとお手軽)

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